キレイじゃなくても、死にやしない

ヘアメイクでご飯食べてます。

運動嫌いな大人たちに告ぐ!運動好きな大人たちにも告ぐ。ジムのお話。

こんにちは。

 

最近、ジムに通っています。

 

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アラサー女子が、ジム通い。

よくある設定に自分でもちょっと嫌気がさしているんですが

 

20代のときは、仕事柄、常に立ち仕事、基本は体力勝負なので、特に運動する必要もないと思っていたのですが、30過ぎたあたりで、これから20代と同じような体力勝負の働き方は出来ないと、あれやこれやと考えて今の仕事に至ります。

 

今まで、動いていた分動かなくなり、あれよあれよという間に身体が重くなってきまして、お尻と太ももの境目が曖昧になってきていることや、その肉がたるんでひざ上でたまり、人面膝(じんめんひざ)になっていたり、面白い具合に身体が老化の道を辿っていることに目をつむりながら過ごしてまいりました。

 

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(こんな顔したやつが片膝に1人います。両膝で2名の人面膝です)

 

 

ベットで、寝る前に10回程度の腹筋をしたり、気が向いたときにストレッチしてみたり、顔のマッサージを念入りにしてみたり、サプリメントに頼ってみたり、食事を見直してみたりと色々してみたのですが20代と違ってすぐに結果に反映されることはなく、

終わりの見えない戦いに全てを投げ出して、ふてくされて、荒んだ生活をして、「はっ!」と気付いて、ベッドで寝る前に腹筋10回してみたり、以下4行前に戻る。

 

さすがにまずいなーと思いつつ、何事もなく日々過ごして来ましたが、

 

とうとう運動しなければならない状況に陥ります。

 

ある時、ふと鏡で自分の顔を見たときにとても懐かしい気持ちになりまして、ふとお母さんを思い出してしまいました。

わかりますか?

 

そう。自分の顔が母親に似て来てしまったんです。

 

お母さんごめん。でもね。昔、バナナマンの日村さんがテレビで

「アゴがないから牛乳とか飲むとだーって下にたれてしまう」という、おもしろ話にうちのおかんが「あー!わかるわー。」と切実な顔で日村さんと悩みを共有していることを知って以来、こうなってはダメだと自分に言い聞かせてきたんです。

 

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出典:livedoor.blogimg.jp

(探しても牛乳の話が出てこなくてあれは日村さんの話ではなかったのだろうか。)

 

流石にアゴが無いのはダメだろう。とアゴがなくなりつつある自分の顔を引っぱたいていた矢先、友人が「見て!見て!隠し撮りしちゃった♡」とニコニコ顔で見せてくれたそこには、「この人誰?」「もう少し痩せた方が良いね」と言ってしまいそうになった自分の全身写真。

 

あ、他人様からはこう見られているんだ。

別にモデルになりたいわけでは無いが、

 

Mサイズで来ているトップスは腕周りがパツパツで

タイトなデニムじゃないのに押し込まれている私のボディーラインがぐるっとまるっとお見通し。思わず、口を塞いでしまいました。

 

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出典:http://blog.goo.ne.jp/yukkanen/e/360854293e4bce0a784d9204c77a9d72

 

 

ホント。今年一番のダメージ。

 

そんなこんなでジム通いを決意。

 

ジム通い。

 

なんとも健康、なんともリア充風情を漂わせる感じもあまり好きでは無いんですが、

 

やるとなったらやりますよ。

 

庶民の味方ユニクロさんで「ジムウェアはどこにありますか?」と元気よく聞いて、

店員さんに「あ、スポーツウェアですね」と言い直されて(いいじゃんジムウェアでもわかるじゃん怒)と買ってきたスポーツウェアを着て、近所のジムに行き

ストレッチして、自転車こいで、筋トレして、ウォーキングマシーンして

所要時間1時間30。これ以上は無理。ホントに無理。

 

身体をひきずりながらシャワーを浴びて、帰りも1階のロッカールームから2階のフロントまで行くのにエレベーターを使う始末。

 

帰り際フロントスタッフの爽やかお兄さんに「もう来ないかもしれません!」と気持ちを込めつつ黙って会員証を受けとり家に帰ります。

 

しかし、その後は身体が軽くなって、良く眠れるようになりました。

 

 

 

とかにはならない。

 

とにかくだるくて。疲れ果てて。仕事とか出来ないし。スポーツドリンクに誰か睡眠薬を入れたんじゃなかろうかというぐらい眠いんですよ。

 

眠すぎて、グーグル先生に「ジム 終わり 病的 眠い」と検索するぐらい眠くて

 

無理。1日体験で無理。私。やっぱり運動嫌い。続けるの無理。

 

帰ってきて、昼間から鬼の様に寝てしまい、結局、夜寝れないと言う悪循環に陥り、世間のジムブームに疑問を抱いて次の日。

 

恐怖だった筋肉痛は意外に無く、若さへの自信を取り戻し、鏡を見ると少し顔がスッキリしている気がしても「そんな気休めに、騙されるわけがなかろう。」と鼻で笑って次の日。

 

なんだか体調がすぐれない。身体はだるいし、節々痛いし。熱は無いけど倦怠感だけ。

これなんだろう?風邪かな?おかしいな。と思っていたら、「それ筋肉痛じゃない?」とのアドバイスをもらい「はっ!!」と納得。そうだわ。これ筋肉痛だわ。随分遅れて来やがったな!!自分が若くないことを実感させられ、確実に自分の身体が老化していることに怯えだしました。

 

そして、

 

自分の母親の顔を思い出しつつ友達が優しさで送ってくれた自分の全身写真を薄目をあけて見ないように見ては、ジムに行こうという思いになり、今日もジムに向かいます。

とりあえず週1で。

 

この歳になると憧れの安室ちゃんの全身写真を見てキレイになりたい気持ちを

エネルギーに変えて美容に邁進するのが難しくなる。それよりも自分の全身写真を見て、現実に打ち震える方がものすごく効く。痛いほど効く。

 

美容とか飽きたし、何しても同じだし。忙しいし、めんどくさいし。

もう若い時と違うからな。と、投げやりになり、言い訳しては、自分磨きを放置しているそこのあなた。

 

まずは通りすがりの人に自分の全身写真を撮ってもらいましょう。 そしたら、常に自分の目に入る携帯の待ち受け画面に!(加工はするなよ。)

 

その待受を見た人の大多数は「どんだけ自分好きダヨ!」と面白くもないツッコミをかましてくるかもしれません。

 

でも、私は分かっています。

あなたが自分と戦っていることを。

 

自撮りでどんだけ可愛く見せるテクニックがあっても、所詮は写真。現実は残酷。

そんな現実を受け入れて、正面からぶつかってこそ、アラサー・フォーの生き様が出るというもの。

 

取り繕うことにうまくなるのも年齢を重ねればこそ。

取り繕いすぎると何が本当なのかわからなくなってくるのも年齢を重ねればこそ。

他人の声に耳を貸しすぎて、やかましく思い、自分の声に耳を貸しすぎて頑なになる。

 

思春期よりも厄介な年代だからこそ、毎日の見えない不安に悩んで生きていく。

そんなときは、身体を動かすと少しは気が紛れます。そうやって騙し騙し、したたかに、たくましく毎日を生きていこうではないですか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カジュアルなお題でスタートしたのに人生論で締めくくるブログはこちらです。

定期的に更新中!

 

さあ、あなたも!

第三者目線で自分の美容を見てもらうことから始めてみてはいかがでしょうか?

 

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